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Encoding:
Text File  |  1994-10-14  |  3.3 KB  |  103 lines

  1.  
  2.           X68000 Ko-Window  リアルタイム ish エンコーダ
  3.  
  4.              Koish-enc Version 1.30
  5.                             1994 10/14 小笠原博之
  6.  
  7.   バイナリファイルを ish ファイルにリアルタイムに変換して送信するプログラム
  8. です。通信ソフト KX_Term20 使用時に一緒に起動しておくと、ファイルを与えるだ
  9. けで自動送信を行います。極めて簡単にファイルのアップロードができるようになり
  10. ます。
  11.  
  12.  
  13. ●使い方
  14.  
  15.     koishenc [スイッチ] [ファイル名]
  16.  
  17.   KX_Term20 使用中にそのまま起動して下さい。KoPro.win とは異なり、同時に動作
  18. したまま共存できます。
  19.  
  20.   kf 等からファイル名をこの koishenc.win に持って来ると、そのファイルを ish
  21. 変換して送信を行います。実際に RS-232C へデータを送信しているのは KX_Term20
  22. であって、このプログラムは KX_Term20 へキー入力の代わりとしてデータを渡して
  23. いるだけにすぎません。
  24.  
  25.   送信中は、残りの行数をウィンドウ内で減算カウント表示します。
  26.  
  27.   マウスの右ボタンのポップアップメニューによって変換する ish 形式を指定できま
  28. す。デフォルトは Shift-JIS です。送信の中止もポップアップメニューでできます。
  29.  
  30.   ish の途中に挿入する title 行の行間隔はポップアップメニューで4種類に設定
  31. できます(50行、100行、150行、200行)。それ以外の行数にするには、起動時に -t
  32. スイッチを指定して下さい。(例 koishenc -t75 ) デフォルトは 200行です。
  33.  
  34.   起動時にコマンドラインからファイル名を与えると、起動直後そのファイルの送信
  35. を行います。
  36.  
  37.  
  38.  
  39. ●スイッチ
  40.  
  41.     -x<num>        起動時のウィンドウ位置指定
  42.     -y<num>
  43.     -s        sjis モードで起動
  44.     -7        jis7 モードで起動
  45.     -8        jis8 モードで起動
  46.     -n        non-kana sjis モードで起動
  47.     -t<line>    title 行の行間隔数指定
  48.  
  49.  
  50.  
  51. ●効率よくアップロードするために
  52.  
  53.   SPS-NET や、でんでんネット等、アップロード時にホストでエコーバックを禁止で
  54. きるところでは、できるだけエコーを切っておいて下さい。ホストからのエコーがあ
  55. る場合、画面表示のため処理が遅くなります。
  56.  
  57.  <例>  SPS-NET や でんでんネットの場合 (特殊HOSTPRO系?)
  58.  
  59.   説明文を書き込んだら、その後に行頭で「.off [RETURN]」と入力してエコーを禁
  60.   止します。その後このプログラムによって ish 送信を開始します。エコーはあり
  61.   ませんが、ウィンドウ内の表示やモデムの LED 等で送信状態がわかるはずです。
  62.   送信が終了したら、行の先頭で「. [RETURN]」と入力して書き込みます。
  63.  
  64.  
  65.  
  66.   もしホストでエコーをが止できない場合は、KX_Term20 側の画面エコーを OFF に
  67. し、logfile 記録を中断しておくといいでしょう。
  68.  
  69.   例えば、WSRV.RC の !K20 の部分で、
  70.  
  71. Menu    "Echo/Log ON"    "e1;l1"
  72. Menu    "Echo/Log OFF"    "e0;l0"
  73.  
  74. のように、ポップアップメニューに登録しておくと、いつでも切り替えができるよう
  75. になります。いろいろ試してみて下さい。
  76.  
  77.  
  78.  
  79. ●変換速度
  80.  
  81.   9600bps のモデム(X68000<->MODEM 間は 38400bps) で 200K くらいの ish ファイ
  82. ル転送を HOST ECHO OFF で行ってみましたが、MODEM が待たされることはなく余裕で
  83. ついてきていましたので大丈夫でしょう。 (うちのマシンは無改造の 10MHz PRO です)
  84.  
  85.   ish ヘッダ前のコメント行でもわかる通り、このプログラムのエンコードルーチン
  86. は aish.x のものです。もともと aish.x はイベント駆動を考慮して全部受け身型で
  87. 記述されており、最初からこのリアルタイムエンコーダを作るのが目的でした。
  88.  
  89.   ついさっき、より高速な ish エンコードルーチンを書いたので、しばらく aish.x
  90. として試用して動作が安定してから組み込みたいと思います。
  91.  
  92.  (ちなみに、オーバーヘッドは ish 変換そのものより1行ごとに毎回コネクション
  93. を開いているウィンドウ間通信にあるかもしれない)
  94.  
  95.  
  96.   このプログラムの配布は自由です。転載時に作者への連絡も不要です。
  97.  
  98.  
  99. 小笠原博之  oga@dgw.yz.yamagata-u.ac.jp
  100.    SPS-NET: SPS0783 COR.
  101. DenDen-NET: DEN0006 COR.  (米沢市 0238-23-3323)
  102.  
  103.